池田千尋 Ikeda Chihiro
1980年生まれ。映画監督、脚本家。高校在学時から自主映画制作を始める。早稲田大学第一文学部卒業。映画美学校修了制作作品である『人コロシの穴』(02)が2003年カンヌ国際映画祭・シネフォンダシオン部門に正式出品される。 ...
井土紀州 Izuchi Kishu
1968年生まれ。主な脚本作品に瀬々敬久監督『雷魚』(97)『HYSTERIC』(00)『RUSH!』(01)『MOON CHILD』(03)『刺青 堕ちた女郎蜘蛛』(07)『64』(16 脚本協力)、鎌田義孝監督『YU ...
黒沢清 Kurosawa Kiyoshi
大学在学中より8ミリ映画を撮り始め、83年商業映画デビュー。『CURE キュア』(97)が海外に紹介されたのを契機に、『ニンゲン合格』(98)をベルリン映画祭に出品、映画美学校製作作品『大いなる幻影』(99)をヴェネチア ...
塩田明彦 Shiota Akihiko
1961年京都府生まれ。99年、監督・脚本作品『月光の囁き』と『どこまでもいこう』(映画美学校製作)が2作品同日劇場公開され、国内外で高い評価を得る。2001年には、清野弥生(映画美学校第1期生)脚本による『害虫』がヴェ ...
篠崎誠 Shinozaki Makoto
1963年生まれ。商業監督デビュー作となった『おかえり』(96)で、ベルリン映画祭新人監督(ヴォルフガング・シュタウテ)賞、モントリオール世界映画祭新人監督グランプリ他、海外で11の賞を受賞。その後、『忘れられぬ人々』( ...
瀬々敬久 Zeze Takahisa
1960年生まれ、大分県出身。京都大学文学部哲学科在学中に『ギャングよ 向こうは晴れているか』を自主製作し、注目を浴びる。大学卒業後、86年に獅子プロダクションに所属。助監督を経て、89年「課外授業 暴行」で商業映画監督 ...
大工原正樹 Daikuhara Masaki
1962年生まれ。大学の時に8ミリで自主映画を作り始める。その後、プロの現場で廣木隆一、鎮西尚一、石川欣、市川準らの助監督を務めた後、89年、映画『六本木隷嬢クラブ』でデビュー。以降の主な作品に『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮 ...
高橋洋 Takahashi Hiroshi
1959年生まれ。森崎東監督のテレビ作品『離婚・恐婚・連婚』で90年に脚本家デビュー。中田秀夫監督『リング』(98)『リング2』(99)、鶴田法男監督『リング0 バースデイ』(00)が大ヒットを記録する。他の脚本作品に中 ...
筒井武文 Tsutsui Takefumi
1957年生まれ。大学在学中の81年に習作『6と9』を手掛けた後、長編第1作『レディメイド』(82)を発表。その後、フリーの助監督、フィルム編集者を経て、独立後、自主製作映画『ゆめこの大冒険』を3年がかりで86年に完成さ ...
にいやなおゆき Niya Naoyuki
1963年、岡山県生まれ。アニメーション作家。アニメーション作品に『納涼アニメ電球烏賊祭』(93)、紙芝居アニメ『人喰山』(09)など。特撮、特殊美術担当作品に、高橋洋監督『ソドムの市』(04)、沖島勳監督『WHO IS ...
西山洋市 Nishiyama Yoichi
「おろし金に白い指」(91)「ホームビデオの秘かな愉しみ」(93)など実験的深夜ドラマから出発。「ぬるぬる燗燗」「ぬるぬる燗燗の逆襲」(92)は96年に劇場用映画『ぬるぬる燗燗』としてリメイク。その他の監督作に『痴漢白書 ...
保坂大輔 Hosaka Daisuke
立教大学映画研究会で8ミリ映画を作り始め、その後映画美学校フィクション・コース第5期に入学。監督・脚本を務めた修了作品『世界は彼女のためにある』が2005年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞。監督最 ...
万田邦敏 Manda Kunitoshi
1956年生まれ。黒沢清の『神田川淫乱戦争』に美術として、また『ドレミファ娘の血は騒ぐ』では共同脚本、助監督として参加。その後、関西テレビ・ドラマダスで『極楽ゾンビ』(90)『胎児教育』(91)を演出。96年、押井守総合 ...
三宅唱 Miyake Sho
1984年札幌生まれ。中学3年時にはじめて自主映画をつくる。一橋大学社会学部在学中、映画美学校フィクション・コース第10期初等科に入学。 2009年短編『スパイの舌』(08)が第5回CO2オープンコンペ部門にて最優秀賞を ...
山田達也 Yamada Tatsuya(撮影)
キャメラマン瀬川順一に師事、撮影助手となる。ドキュメンタリー映画、企業VP、 IMAXなどに参加。劇映画、CMの助手をへて石原プロモーションにてキャメラマン金宇満司に師事。近年は半野喜弘監督『雨にゆれる女』(16公開)、 ...
臼井勝 Usui Masaru(録音)
1968年生まれ。高校でデザインを学び、卒業後グラフィックデザイナーとして勤めるのと並行して、岐阜市内のイベント企画集団「アートマーケット24」にて「岐阜シネパーク」、「岐阜映画祭」などの上映イベントのプロデュースに参加 ...
磯見俊裕 Isomi Toshihiro(美術)
1957年生まれ。様々な職業を経て、木に関するイベントを手掛けていた時に山本政志と出会い、同監督の『てなもんやコネクション』(90)に参加。利重剛監督『BeRLiN』(95)、青山真治監督『Helpless』(96)、石 ...
岸野雄一 Kishino Yuichi(音楽)
1963年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション領域(サウンド・デザイン)。黒沢清監督 『ドレミファ娘の血は騒ぐ』(85)や塩田明彦監督『どこまでもいこう』(99)、風間志織監督『せかいのおわり』(04)など ...
白鳥あかね Shiratori Akane(スクリプト)
1932年生まれ。55年、近代映画協会を経て日活製作部記録係として入社。スクリプターとして『恋人たちは濡れた』(73)以降の神代辰巳作品や『遠雷』(81)以降の根岸吉太郎作品を数多く担当する。92年、日本映画・テレビスク ...
野上照代 Nogami Teruyo(製作)
1927年生まれ。出版社勤務後、49年に大映京都撮影所にスクリプター見習いとして入社。野淵昶監督『復活』(50)でスクリプターとして一本立ち。続く『羅生門』(50)以降、『七人の侍』(54)『デルス・ウザーラ』(75)『 ...
蓮實重彦 Hasumi Shiguéhiko(映画表現論)
1936年生まれ。立教大学、東京大学で教鞭を執り、97年に東京大学総長に就任する。並行して映画をはじめととする多様な分野で先鋭な評論活動を展開。その著作や発言は、70年以降の世界の映画シーンを活性化させる大きな役割を果た ...