映画美学校映画祭2016 12月23日(金)、24日(土)、25日(日)開催決定!

映画美学校映画祭2016の開催にあたって

映画美学校は、インディペンデントな映画制作をサポートする実験工房として、1997年にスタートいたしました。そのサポート体制の一環として、2002年より毎年「映画美学校映画祭」を開催いたしております。この映画祭では、初等科、高等科を問わず、映画美学校各コース修了生が監督、演出した作品は全て上映いたします。事前の審査は行いません。応募の条件は「公開に値する」と作り手本人が判断した作品であることです。フィクション・コース、ドキュメンタリー・コースだけでなく2011年より開設されたアクターズ・コース、脚本コースも参加し、現在は映画だけではなく、上演も行うなど、より多様化しております。
本年は20作品の映画、演劇作品が集まりました。その全てが力作であることは補償いたします。基本的に上映、上演時には監督、スタッフ、キャストが立ち会います。
富田克也(『サウダーヂ』)深田晃司(『ほとりの朔子』)をはじめとし、現在活躍する映画作家たちがこの映画祭から羽ばたいていきました。
「映画は鑑賞されて初めて映画となる」
映画作家の登竜門である映画美学校映画祭にひとりでも多くの皆さまのご来場とご感想をお待ちしております。

特定非営利活動法人映画美学校

02映画美学校映画祭2004に、『雲の上』という、8㎜フィルムで撮影し初めて最後まで作り上げた作品を出品したときのこと。作りたいという欲求だけに突き動かされ、シナリオ執筆を含む5年という歳月をかけて完成した作品だった。予め決められた上映時間に京橋の会場に赴き、すでに着席している審査員、観客の前を通過、スクリーンの前で待ち構えている映写技師の千浦さんに作品の収まったミニDVテープをお渡しする。そのままくるりと振り返り、上映前の挨拶をした後スタートという流れだった。その瞬間、観客がいるという事実が自分にのりうつり愕然とした。一心不乱の5年間、いつ誰の前で見せることになるのか予定などあるはずもなかったが、それでも未来の観客を想定し練りに練ってきた筈だった。しかし、そんなもの一瞬で吹き飛ぶほど、圧倒的なるものが観客なのだと思い知った。規模や人数の問題じゃない。それは無限に広がり続けていく。わたしは、まな板の上で強がった挨拶を終えるとそそくさと会場から逃げ帰った。観客はのりうつったが、観客にはなれない。その後も映画を作るほどその無限は深まり、“あのとき”がさらに身に沁みる昨今―。是非、皆さんにもその瞬間を噛みしめておいてほしい。

富田克也(映画監督/映画美学校フィクション・コース第1期修了)

富田克也監督作品『バンコクナイツ』
2017年2月25日(土)テアトル新宿にて反撃のロードショー開始!全国順次公開

関連企画/上映とディスカッション「私たちは何故“自主制作映画”を上映するのか」
詳細はこちら

各作品のタイムテーブルはこちら

【料金】
一日有効券(入替なし)
前売:500円(映画美学校事務局にて販売)
当日:600円

※12/23(金・祝)のみ整理番号付き前売り券を販売。
※ 2016年度映画美学校受講生は入場無料。入場時に映画美学校受講証を必ず提示のこと。

【会場、お問い合わせ】
映画美学校
〒150−0044 東京都渋谷区円山町1−5 KINOHAUS B1F
(渋谷・文化村前交差点左折/ユーロスペース下)
TEL:03−5459−1850(受付時間:月-土/12:00〜20:00)
http://eigabigakkou.com