月2回の土曜日に行われる共通講義は、初等科、高等科共通の講義となります

全10回 担当講師:高橋洋

▎「シナリオ指導実践編 ホン読みを通した実践的技術論」(高橋洋)

前期で開発された15分のシナリオをテキストに、「ホン読み」を行います。「ホン読み」とは、自分の書いた台詞・ト書きが他人の声で読み上げられる、それにジッと耳を傾けて映画の流れをチェックしてゆく、いわば「音」によるプレビューです。この「ホン読み」を通して気づいたことを手がかりに、シナリオをよりレベルアップするための討議を繰り返し、具体的なケースに則した実践的な技術を磨きます。ここでの経験を昼・夜クラスでの30分のシナリオ開発に生かしてゆくのが目的です。後期から参加した受講生も15分のシナリオを提出してくれれば、テキストとして取り上げます。
また、学外からゲストを招いての講義を行います。

TAKAHASHI Hiroshi

 

▎ゲスト講師

20130312d-l港岳彦 MINATO Takehiko
1974年生まれ。95年、日本映画学校(現日本映画大学)ドキュメンタリー演出コース卒。98年『僕がこの街で死んだことなんかあの人は知らない』で、シナリオ作家協会主催・大伴昌司賞受賞。08年『イサク』(いまおかしんじ監督)で第四回ピンクシナリオコンクール入選。主な作品に『あゝ、荒野 前篇・後篇』(17/岸善幸監督と共同)、『蜜のあわれ』(16/石井岳龍監督)、『赤×ピンク』(14/坂本浩一監督)、『花と蛇 ZERO』(14/橋本一監督)、『私の奴隷になりなさい』(12/亀井亨監督)、『百年の時計』(12/金子修介監督)、『インターミッション』(12/樋口尚文と共同)、『結び目』(10/小沼雄一監督)など

 

adachi足立紳 ADACHI Shin
1972年生まれ。日本映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。助監督や演劇活動をへてシナリオを書き始める。主な脚本作として「MASK DE 41」(01/村本天志監督)「キャッチボール屋」(05/大崎章監督)「モンゴル野球青春記〜バクシャー〜」(13/武正晴監督)「佐知とマユ」(15/NHK)「お盆の弟」(15/大崎章監督)「14の夜」(16/兼監督)「デメキン」(17/山口義高監督)など。著作として「乳房に蚊」がある。「こどもしょくどう」(日向寺太郎監督)「嘘八百」(18/武正晴監督)が2018年に公開予定。

 

 

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真辺克彦 MANABE Katsuhiko
1969年生まれ。大阪出身。第一回札幌映像セミナーに参加した際、オリジナル脚本が脚本家の荒井晴彦、長谷川和彦監督から高い評価を受ける。これが映画界に入る切っ掛けで、1995年オリジナルビデオ「ミッドナイトストリート〜湾岸ドリフト族」で脚本家デビュー。また、鴨義信とともに脚本家ユニット『公園兄弟』としても活動中で、多くの作品を手掛けている。主な作品に「ソロモンの偽証前後篇」「深夜食堂」などがある。