脚本コース第7期初等科を担当されている宇治田隆史さん、金巻兼一さん、そして主任講師で共通講義担当の高橋洋さんより受講を検討されている皆さまへのメッセージが届きました!

【金曜夜クラス担当/宇治田隆史】
18920708_887733401405778_7374466874010742908_n個性というものは必ず誰にもあります。
個性のなかには感覚、そして感情があります。
それらを生みだすためのアンテナが感性となります。
「道筋」を立ててみると、感性というものは必ず誰もが持っていると分かります。
「道筋」こそが物語の骨格そのもなのです。
それさえ分かれば物語は誰にでも組み立てられます。
とてもとてもシンプルです。ただ幾つかの壁があるだけ。
漠然とでもいい。何かを書いてみたいと思っているのならまずは一つ目の壁はクリアです。
次の一歩から一緒に「道筋」を辿って行きましょう。

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【日曜昼クラス担当/金巻兼一】
21950623_982111131968004_5235428821880750215_o夢を目指して挑戦したいと思う人はたくさんいます。
でも、実際に腰を上げて動いてみる人はわずかです。
その勇気はとても尊いものです。

とはいえ、夢の道はイバラの道、そう易々とは進めません。
でも、だからこそ頑張り甲斐があるというもの。
そして進むと決めたら、できるだけ先まで進んでみることが肝心です。

「ここまでだな」とあきらめるのは簡単。
でももう少し進んでみたら、がんばってみたら、新たな可能性が見えるかもしれません。
やってみないとわからないのです。

後悔先に立たず。
本来の意味は、“終わったことをグズグズ悔やんでも仕方がない”。
でも、言葉としてはこう解釈することもできるんです。

“やってみないと後悔することもできないよ”と。

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【共通講義担当/高橋洋】
19250486_899445446901240_8547341016169266574_o脚本コース後期共通講義のテーマはホン読みとリライトです。
アクターズ生有志をキャスティングして、声を出してシナリオを読み上げます。
そして第一回目は、僕のデビュー作『離婚・恐婚・連婚』の準備稿と決定稿を読み比べ、
演出に当たった森崎東監督がどのようにリライトの指示を出したのか、再現してみます。
僕にとっては、この時の森崎監督とのホン打ち合わせが、脚本のエッセンスを体で判った、目から鱗のような体験でした。
ぶっちゃっけ、この時に味わった凝縮された時間のおかげで、僕はその後飯が食えてるとすら思います。
単にスキルだけではない、作り手が取捨選択してゆく嗅覚の鋭さ、集中力のあり方が判ったのです。
僕が授業でリライトにこだわるのはそのためです。
以降の授業では、この時のノリを念頭に置きながら、受講生の提出シナリオをめぐってリライトの検討をしていきます。
フィクション・コース生を指導している時もそうなのですが、
受講生がみな、判で押したように壁にぶつかり、迷走するのはこのリライトなのです。
最初の稿の面白い部分を全部消してしまうような、信じられないような混乱に陥ります。
誰もがそうなるのだから、よくよくの鬼門のようです。
何がどうしてここまで指針を見失うのか…。
初めて書いたシナリオが面白くなかったと気落ちしている人もいるかと思いますが、
初めから面白くなくて当たり前なのです。大事なのはリライトです。
自分の稿に眠る面白さをどう引き出し、直しの指針としていくか。
無意識で気づかずに書いていたこと(故に迷走に陥る)をどう意識化していくか。
僕が体験したように、体験して欲しいです。

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初等科前期を受講されていらっしゃらない方でもすぐに講義に参加できるカリキュラムを用意。安心してご受講いただけます。
申込締切は10/21(土)映画美学校必着となりますので、是非この機会にご受講ください。

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