演出ワークショップ、シナリオワークショップを経て、2020年9月に修了制作を選考します(修了制作の本数は受講生の人数によって変動します)。作品は30分尺。9月から制作を開始し、4月に完成を予定しています。

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2020年9月〜10月
シナリオを元に準備を始めます。また撮影・照明部、録音部はシナリオを元に、撮影に向けてどのような準備が必要かを講師からアドバイスを受けます。
2020年11月
撮影本番。撮影期間は6日程度を予定しています。
2020年12月〜3月
ポスプロ段階では、担当講師から編集について講評を受けます。また、音仕上げについて講師からアドバイスを受けます。
 完成した作品は、国内外の映画祭出品へのバックアップを行います。

<修了制作のシナリオ選考について>
・フィクション・コース生が開発したシナリオは、プレゼン用ビデオと共に修了制作の選考対象としてエントリーされ、監督が選抜されます。
・ただし、脚本コース生、アクターズ・コース生が自らのシナリオの修了制作での映画化を希望する場合は、それらのシナリオも選考対象にエントリー可能とします。
・エントリーしたシナリオの中で、修了制作に最もふさわしいシナリオが脚本コース生、アクターズ・コース生の作品である場合、そのシナリオの映画化に最も適任と思われる監督がフィクション・コース生から選ばれます。
例)第15期高等科修了制作『なんのすべもなく』(脚本:加藤高浩<脚本コース>、監督:若栗有吾<フィクション・コース>)
・シナリオと監督の組み合わせは強制的なものではなく、双方の了解を前提とします。そこでエントリーに際しては、シナリオ作者は監督としての適任者名を、またフィクション・コース生は自作以外で映画化を希望するシナリオを、あらかじめ事務局に申告して下さい。(優れたシナリオは当然ながら人気が集中するので、ワークショップ内の人間関係が煩雑になるのを避けるための措置です。監督として適任かどうかはプレゼン用ビデオ等から判断することになります。選考側への白紙委任もアリです。また修了制作で映画化・公開されたからといって、当該シナリオのその後の活用に制約をつけることはありません。シナリオ作者の権利を第一に優先します。以上の仕組みについて、ワークショップ内で何らかの問題が発生した場合は話し合い、より納得がいく仕組みを見出します)

<修了制作について>
・原則として、監督・スタッフとして修了制作に参加するのは、高等科コラボレーション実習で現場経験を積んだフィクション・コース生のみです。ただし、上記のように、フィクション・コース生以外のシナリオが選考された場合は、シナリオ作者はホン打ちでの直し作業等に参加することになります。また、現場体験を希望する脚本コース生・アクターズ生には、経験の有無やつきたいパート等を踏まえて、参加を検討します。

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