佐藤佐吉 SATO Sakichi
1964年生まれ。大阪府出身。大学卒業後、キネマ旬報社及び西友映画事業部に所属し、東京国際映画祭ニッポンシネマナウ部門、サンダンス映画祭in東京を企画するなど映像作家発掘に尽力する一方で自身も創作活動を開始。99年犬童一心監督『金髪の草原』にて脚本家デビュー。ゆうばり国際映画祭ヤングシネマグランプリ受賞。以後『オー!マイキー』(05〜10/TV)三池崇史監督『殺し屋1』(01)など話題作の脚本を手がけ、カンヌ国際映画祭に招待された脚本作である三池崇史監督『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』(03)ではブリュッセル国際映画祭最優秀脚本賞を受賞。05年浅野忠信・哀川翔主演『東京ゾンビ』で劇場長編映画監督デビュー。坂本龍一総合監修『にほんのうた 春の小川』(11)ではオーバーハウゼン国際短編映画祭にて審査員特別賞を受賞。最近では朗読劇『湯布院奇行』(主演:成田凌、黒木華、演出:土井裕泰/21)、NHK満島ひかり主演『シリーズ江戸川乱歩短編集』、池松壮亮主演『シリーズ横溝正史短編集』の脚本や演出を手掛けるほか、役者としてもクエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』(03)、黒沢清監督『スパイの妻』(20)などの映像作品にも出演。次回脚本作品はジョージアにて2024年撮影予定のヴァジコ・チャッキアニ監督『BEES’ BUZZ』。