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フィクション・コース初等科では「ミニコラボ実習(プロと一緒に映画をつくる)」というカリキュラムで、映画作りの始まりから終わりまでを、プロの監督と一緒に実践的に学びます。(※1班12~13人の4チームに分かれます)

第21期初等科でのミニコラボ実習担当監督4名が決定しました!

kikuchi_sho菊地健雄 Kikuchi Takeo

1978年生まれ、栃木県足利市出身。明治大学卒業後、映画美学校5期高等科卒。映画美学校時代から瀬々敬久監督に師事。助監督としての参加作品は『ヘヴンズストーリー』(瀬々敬久監督)、『かぞくのくに』(ヤン・ヨンヒ監督)、『岸辺の旅』(黒沢清監督)、など多数。2015年『ディアーディアー』にて長編映画を初監督。同作は第39回モントリオール世界映画祭に正式出品され、フランクフルト第16回ニッポン・コネクションではニッポン・ヴィジョンズ審査員賞を受賞した。『ハローグッバイ』は第29回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門に正式出品され、7/15(土)より渋谷・ユーロスペース他全国順次公開。稚野鳥子連続ドラマ『東京アリス』がAmazonプライム・ビデオにて8/25(金)より配信スタート。湊かなえ原作の映画『望郷』が9/16(土)より新宿武蔵野館より全国順次公開決定。

 

daikuhara大工原正樹 Daikuhara Masaki

1962年生まれ。高校時代から自主映画を作り始め、大学在学中に中村幻児の雄プロダクションに所属。廣木隆一、石川欣、鎮西尚一らの助監督を務める。その後廣木らが設立した制作会社フィルムキッズに所属し、89年、映画『六本木隷嬢クラブ』でデビュー。以降は『もう・ぎりぎり』(92)、『未亡人誘惑下宿』(95)、『のぞき屋稼業 恥辱の盗撮』(96)、『同・夢犯遊戯』(96)、『風俗の穴場』(97)などのVシネマを監督する。テレビドラマでは「真・女神転生デビルサマナー」(00)、「七瀬ふたたび」(00)、「ミニチカ」(06)などを監督。他に音楽ビデオ、CF、TV番組、VP等の演出作は数百本に及ぶ。映画美学校では、『赤猫』(04)、『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』(10)、『坂本君は見た目だけが真面目』(14)を監督している。新作『ファンタスティック・ライムズ!』が9/30(土)よりシネマート新宿にて公開。


TAKAHASHI Hiroshi高橋洋 Takahashi Hiroshi

1959年生まれ。森崎東監督のテレビ作品『離婚・恐婚・連婚』で90年に脚本家デビュー。『リング』『リング2』(98、99 中田秀夫)、『リング0 バースデイ』(00 鶴田法男)が大ヒットを記録する。他の脚本作品に『女優霊』(95 中田秀夫)、『インフェルノ蹂躙』(97 北川篤也)、『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』(96、98 黒沢清)、『発狂する唇』『血を吸う宇宙』(99、01 佐々木浩久)、『おろち』(08 鶴田法男)など。04年、監督作『ソドムの市』が公開。以後『狂気の海』(07)『恐怖』(09)『旧支配者のキャロル』(12 映画芸術ベストテン4位)と監督作が続く。最新作は、『霊的ボリシェヴィキ』(17)。著書に「映画の魔」(青土社)、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖-恐怖と恍惚のシネマガイド」(洋泉社)がある。


nishiyama_AIC西山洋市 Nishiyama Yoichi

「おろし金に白い指」(91)「ホームビデオの秘かな愉しみ」(93)など実験的深夜ドラマから出発。「ぬるぬる燗燗」「ぬるぬる燗燗の逆襲」(92)は96年に劇場用映画『ぬるぬる燗燗』としてリメイク。その他の監督作に『痴漢白書劇場版II』(97)『完全なる飼育 愛の40日』(01)『稲妻ルーシー』(04)『運命人間』(04)『グロヅカ』(05)など。共同脚本作品に黒沢清監督『蜘蛛の瞳』(98)塩田明彦監督 『月光の囁き』(99)。一方、『桶屋』(00)『INAZUMA稲妻』(05)『死なば諸共』(06)を経て『kasanegafuti』(12)に至る「現代劇の皮をかぶった時代劇」や『吸血鬼ハンターの逆襲』(08)『荒野のゴーストライター』(11)などで劇映画の新しい形を模索している。最新作はフィクション・コース第18期高等科生とのコラボレーションである『瑠璃道花虹彩絵』(16)。

 

 

 

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