心と体と_ティーザービジュアル1989年のデビュー作『私の20世紀』でカンヌ国際映画祭カメラドール(最優秀新人賞)を受賞したハンガリーの映画監督イルディコー・エニェディさんが、最新作『心と体と』(ベルリン国際映画祭2017金熊賞(最高賞)受賞作)の日本公開のために来日なさいます。

映画美学校では、ベーラ・バラージュ・スタジオにも所属し、現在はブダペスト演劇映画大学でも教鞭をとられているエニェディ監督をお迎えしてマスタークラスを実施します。

講師:イルディコー・エニェディ(『心と体と』監督/ハンガリー)
   大九明子(『勝手にふるえてろ』監督)
司会:矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)

 

イルディコー・エニェディ監督ポートレート写真イルディコー・エニェディ Ildikó Enyedi
1955年生まれ。ブダペスト演劇映画学校(現・大学)で映画制作を学ぶ。その後、ベラ・バラージュ・スタジオなどに所属。1989年本格的な長編デビュー作『私の20世紀』でカンヌ国際映画祭カメラドール(最優秀新人監督賞)を受賞。同作はニューヨークタイムズの年間映画ベスト10に選出された。最新作『心と体と』は昨年(2017年)のベルリン国際映画祭で金熊賞(最高賞)受賞。審査委員長のポール・ヴァーホーヴェン(『トータル・リコール』『エルELLE』監督)は「日常であまりにも忘れがちな“思いやり”を思い出させてくれたこの映画に、審査員みんなが恋をした。」と語っている。

 

null大九明子 Akiko OKU
1968年生まれ。映画美学校第一期生。在籍中は黒沢清、高橋洋、塩田明彦、青山真治などに学ぶ。高等科修了作品『意外と死なない』では、監督と主演をつとめ、アッバス・キアロスタミ監督からも高く評価される。新垣結衣の映画初主演作『恋するマドリ』で商業映画デビュー。以降、『東京無印女子物語』、『ただいま、ジャクリーン』、『モンスター』、『放課後ロスト/倍音』、『でーれーガールズ』『渚の恋人たち』などを手がける。松岡茉優の映画初主演となった最新作『勝手にふるえてろ』で東京国際映画祭2017コンペティション部門観客賞を受賞。

 

マスタークラス詳細
日時:2018年1月31日(水)
上映:18:00-
『心と体と』2017イルディコー・エニェディ監督(116分/日本語字幕)
―ベルリン国際映画祭2017金熊賞(最高賞)、国際批評家連盟賞受賞作
講義:20:00−21:30(対談形式)
講師:イルディコー・エニェディ(『心と体と』監督/ハンガリー)
   大九明子(『勝手にふるえてろ』監督)
司会:矢田部吉彦(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)
会場:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)
東京都千代田区神田駿河台2-11 アテネ・フランセ4F

参加費:一般1500円(税込/当日受付にてお支払い)
予約制:先着50名
申込方法:下記予約ページにて必要事項をご記入の上、送信して下さい。映画美学校事務局からの返信を持って受付完了となります。*申込受付は終了しました。

映画美学校生はカリキュラムの一環として行いますので無料です。予め事務局に申込んで下さい。

主催:映画美学校
後援:株式会社サンリス
協力:アテネ・フランセ文化センター

『心と体と』のサイトはこちら
『勝手にふるえてろ』のサイトはこちら

お問い合わせ
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
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