「アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座2019」の修了公演の担当演出家が決定しました!
本年度、担当するのは本橋龍(劇作家・演出家/ウンゲツィーファ主宰)さんです!

motohashiはじめまして。「演劇」をやってるものです。 アクターズ・コースは舞台、映像問わず俳優を養成する場らしいですね。修了過程として創作する演劇の、脚本と演出という役割を僕が担うようです。 正直僕には演技の上手い下手はよくわかりません。リアリティがあることが良いのか、声が綺麗なのが良いのか、笑えるのが良いのか、其々あって良い筈です。全部兼ね備えてる人が良いとしたら、何も備えてないって人も必要だと思います。そういう人達の中から僭越ながら「選ぶ」ということが僕の役割だと思っています。「選ぶ」というと高圧的かもですが、選ぶにはまず選ばれなきゃなので、僕はどうすれば「選ばれるか」をいつも考えています。それはきっと技術とか経験とかお金とか、そういうことを超えてもっと言葉にできない、縁だとかタイミングだとか。時間だとか気温だとか。夢だとか恋だとか。そういう豊かなものの中にあると信じてる。半年間の学校生活の中で、入学を「選んだ」人達と。僕はその時間から物語や感情を僭越ながら「選びとり」、作品にできたらな、と思ってるんです。

本橋龍(劇作家・演出家/ウンゲツィーファ主宰)
1990年生まれ。さいたま市出身。高校の頃銀杏BOYZを聞いた瞬間から「自分は何かを成し遂げられる」と信じて疑わない。同時期に部活にて演劇を始め、唯一自分ができることと判断し現在まで続ける。2009年、尚美学園大学に入学。若林一男教授の下演劇を学ぶ。2013年に大学を中退。実家から家出し、そこから自身の創作ユニット「栗☆兎ズ」で劇作活動を本格的に始める。2016年、江古田に居住し活動の拠点である「栗☆兎ズ荘」(木造二階建ての一軒家。後のウンゲ荘)を構える。2017年、8回目の公演「蛇の足がき」をライターの九龍ジョー氏が絶賛。同年ユニット名を「ウンゲツィーファ」に改名。2018年、上演作品「動く物」が平成29年度北海道戯曲賞にて大賞を受賞。

修了公演は、半年間学んだことの集大成を披露する場となっています。今期は2020年3月に上演予定です。

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