『ぽんぽこマウンテン』がブルガリアの国際ヴィデオアート祭にて上映

ドキュメンタリー・コース修了生の吉田孝行さんが制作した映像作品『ぽんぽこマウンテン』が、9/8（木）〜9/10（土）にブルガリアの第2の都市プロヴディフで開催されるヴィデオアートの国際フェスティバル「Facade Video Festival 2016」に選出され、現地で上映されます。

フェスティバル公式ホームページ
http://facade.arttoday.org/en/2016

参加アーティスト紹介ページ
http://facade.arttoday.org/en/2016/participants

吉田孝行作品『ぽんぽこマウンテン』
（撮影・編集：吉田孝行／2016年／10分／HD／16:9／白黒）
とある公園に設置されている白い色のエア遊具。雪山のようなトランポリンであり、その上­で子ども達は、ぽんぽこ飛び跳ねて­遊んでいる。曲線のあるユニークな風景の中で、無邪気に遊んでいる子ども達の姿を、動画と静止画の組み合わせによって表現したモノクロの映像作品。マドリード国際ヴィデオアート祭（IVAHM 2016）正式出品作品。

【推薦の言葉】
「ぽんぽこマウンテン」という遊具で戯れる小さな少年少女が描かれる作品の後半で、背後に樹々を配したロング・ショットの美しさといったら。しかし、一見単純と見える曲線の美を生み出しているのは、それまでのショットの的確な配列であり、とりわけ静止画の導入が、時間の推移のなかで無償の官能性を呼び込んでもいる。時間と無時間が葛藤し、映画の原理に思いを巡らせる、極めて野心的な小品だと感嘆した。———筒井武文（映画美学校講師・東京藝術大学教授）

 

 

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