「水はけのよい土地」が上演
アクターズ・コース第1期高等科修了生の小田原直也さん、永山由里恵さん、第2期初等科修了生の船津健太さんが出演する無隣館若手自主企画vol.13 早坂・福嶋企画『水はけのよい土地』が、2016年9月9日(木)〜12日(月)までアトリエ春風舎にて上演されます。
無隣館若手自主企画vol.13 早坂・福嶋企画
『水はけのよい土地』
作:福嶋芙美 演出:早坂彩
――――「それでも人は物語を描き続ける。」
笑った上で、こっそりでもいい、あなた自身の造りあげた物語を紐解いてほしい。
ふと思い出す幼い頃の記憶は、ときに朧げで断片的である。
けれど、その記憶は身体のどこかに刻まれているかのように確信に近い。
一日のうち何時間も一緒に時間を過ごしている同僚やクラスメートのこと、実際にどれくらい知っているんだろう。
わたしたちは身近な他人の頭のなかを、想像でしか補えない。
人は日々、自分の信じる物語を捏造して生きている。
否、そうして生き行くしかない。
この物語にでてくる人たちが、彼らなりに紡いだ物語を、嘘だと笑ってもいい。
これは演劇で、フィクションだから。
(演出:早坂 彩)
***
無隣館で出逢った二人の女性<作家・演出家>による自主企画。 過去、脚本・演出を兼ねて作品を作ってきた二人が、協働して作品作りに臨む。 二人の共通点をあげるとすれば、多少音楽にあかるいこと、 演劇を通じて、「時間の移ろい」や「不在の齎す(もたらす)負荷」など、目に見えないものを描こうとしているところにあるかもしれない。 二人の<作家・演出家>が出逢い、アトリエ春風舎で何が生まれるのか。
◆出演
小田原直也 北村汐里 永山由里恵 船津健太(以上、無隣館)
◆日時
9月9日(金) 19:30★
10日(土) 14:00/18:00★
11日(日) 14:00/18:00
12日(月) 14:00
受付開始は開演の30分前、開場は開演の20分前
★=終演後、アフタートークを開催
9月9日(金)19:30 山崎健太氏(演劇研究・批評)
9月10日(土)18:00 松井 周氏(劇作家・演出家・俳優/サンプル主宰)
◆会場:アトリエ春風舎
東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)
※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
◆予約・当日ともに2,000円
*日時指定・全席自由・整理番号付
*未就学児童はご入場頂けません。
◆チケット取り扱い
https://komaba-agora.com/ticketsell/#pf711
青年団 03-3469-9107 (12:00 – 20:00)
◆作家や演出が定期的にノートを更新します!
http://hayafuku.tumblr.com/
『水はけのよい土地』 twitter公式アカウント:@hayafuku12
◆スタッフ
ドラマトゥルク:朝比奈竜生(青年団)
舞台監督:堀川 炎(青年団)
舞台美術:中村友美
照明:松本 永(eimatsumoto Co.Ltd.)、有岡幸子(株式会社ルポ)
音響:蓮尾美沙希
写真:福島奈津子
宣伝美術:山科有於良
制作:蜂巣もも(青年団)
総合プロデューサー:平田オリザ
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
技術協力:大池容子(アゴラ企画)
企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力:トレモロ、舞台美術研究工房六尺堂
お問い合わせ
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS B1F
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
受付時間(月ー土) 12:00-20:00
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