富田 克也(とみた かつや)映画監督
1972年生まれ。山梨県甲府市出身。2003年、相澤虎之助らとともに映像制作集団・空族(くぞく)を立ち上げ、「作りたい映画を勝手に作り、勝手に上映する」をモットーに活動を開始。舞台となる土地で実際に生活を営む人たちへの取材を綿密に行い、非職業俳優を積極的にキャスティングすることで、ストリートのリアリティをフィクションに取り入れる。代表作に郊外都市の荒んだ若者を描いた『国道20号線』(2007)、寂れゆく日本の地方都市を舞台に、肉体労働者、移民、そしてヒップホップで奏でる『サウダーヂ』(2011)。またタイおよびラオスにて長期滞在制作を行った『バンコクナイツ』(2016)では、20世紀のインドシナ半島での戦争の傷跡をトレースしつつ、複層的な物語構成によって、東南アジアから現代日本を逆照射した。






