1962年生まれ。大学卒業後、テレビマンユニオンに参加。主なテレビ作品に『しかし~福祉切り捨ての時代に~』(91)『もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~』(91)『彼のいない八月が』(94)『記憶が失われた時』(95)など。95年、初監督した劇場用映画『幻の光』 が第52回ヴェネツィア映画祭で「金のオゼッラ賞」を受賞。自ら脚本・編集も手掛けた『ワンダフルライフ』では、98年ナント三大陸映画祭でグランプリを受賞。アメリカでも一般公開され好評を博した。

さらに『DISTANCE』(01)に続く『誰も知らない』(04)は2004年カンヌ映画祭コンペティション部門に正式招待(主演男優賞受賞)。2005年には久々のドキュメンタリーとしてフジテレビNONFIX「憲法」シリーズ『忘却』を手掛ける。最新作は 劇映画『空気人形』(09)。著書に「官僚はなぜ死を選んだのか」(日経ビジネス人文庫)、「小説ワンダフルライフ」(早川書房)がある。

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