佐々木敦(批評家)
音楽レーベルHEADZ主宰。雑誌エクス・ポ編集発行人。早稲田大学文学学術院教授。著書『批評時空間』『未知との遭遇』『小説家の饒舌』『即興の解体/懐胎』『「批評」とは何か?』『ニッポンの思想』『文学拡張マニュアル』『絶対安 ...
岡田利規(演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰)
1973年横浜生まれ。演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰。従来の演劇概念を覆すとみなされ国内外で注目される。『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞受賞。デビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(新潮 ...
保坂和志(小説家)
1956年生まれ、早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。ほかに『猫の時間の流れる』『季節の記憶』(谷崎賞)『残響』『カンバセイション・ピース』『未明の闘争』(野間文芸賞)『小説の自由』ほかの小説 ...
松江哲明(ドキュメンタリー監督)
1977年生まれ。代表作『童貞。をプロデュース』『ライブテープ』等。『フラッシュバックメモリーズ 3D(12)』は東京国際映画祭コンベ部門で観客賞を受賞。現在、大橋裕之原作『音楽』のアニメーション映画化をプロデュース中。 ...
岡村詩野(音楽評論家)
批評とは出会いのための契機だと思います。何かと何かが出会うために、もしくは、何かと何かを邂逅させるために必要なファクター。対象が抽象的かつシリアスなものであれ、場が単純でカジュアルなものであれ、常にそこに介在するものでは ...
さやわか(ライター/評論家)
批評はそれ自体が表現行為であって、「批評はこうあるべきだ」とか「そもそも批評は必要か否か」みたいな語りは無意味なものです。言い換えると我々が常に批評と共にあることをきちんと自覚していると、誰でも批評が書けるようになります ...
平倉圭(芸術学・知覚論)
凄いものを見ると黙ってしまう。それを深々と感覚することができれば、あとは隣の人と少し頷いて、沈黙していたいと感じる。この感覚を求めていた!―― が、すぐに何だったか忘れてしまう。書くことは、私にとっては、沈黙が飛ばされな ...
杉江松恋(書評家)
書評は「その本の潜在的な読者に必要とされる情報を伝える」という明確な目的意識のある文芸ジャンルです。「書かれていること」を歪みなく伝えるというデータ伝達の側面と「自身の読み」という個人の意見表明の側面をいかに両立させなが ...
三浦哲哉(映画批評・表象文化論)
あるアニメ作家がこんなことを言っています。「アニメーションというのは、世界の秘密をのぞき見ること、風や人の動きやいろいろな表情や、まなざしや、体の筋肉の動きそのものの中に世界の秘密があると思える仕事なんです。それが分かっ ...