先生を流産させる会

フィクション・コース第11期高等科助成金作品
2011／62分／HDV

監督・脚本・製作：内藤瑛亮
脚本協力・助監督：佐野真規　脚本協力：松久育紀、渡辺あい　撮影：穴原浩祐　照明：星野洋行　録音：黒須健　美術：原太一　特殊造形：麻草郁　音楽：有田尚史　編集：冨永圭祐　ロゴデザイン：勝彦　CG：谷脇邦彦　整音：中瀬慧、黄永昌　制作進行：笠原雄一
出演：宮田亜紀　小林香織　高良弥夢　竹森菜々瀬　相場涼乃　室賀砂和希　大沼百合子

女子中学校教師のサワコは、複雑な年ごろの生徒とそのモンスターペアレントに悩まされている。ある日サワコの妊娠が発覚し、それに嫌悪感を抱いた生徒ミヅキは、仲間たちと共に「先生を流産させる会」を結成する。
実在の事件に着想を得た本作だが、翻案によって中心のテーマは女性性を巡る闘いとなっている。子を産み守るためならいかなる代償をも恐れない母性と、そうした女に否応なしに変化して行くことへの嫌悪、そのふたつが真っ向からぶつかり合う。（結城秀勇）