joro_240第6期フィクション・コース初等科作品
2003年(31分)16mm

監督・脚本:吉井亜矢子
製作:南波ちひろ 外山弥呂 撮影:平野晋吾 脇本真光 外山弥呂 照明:橋場結子 矢野由紀 高橋淳 川井祟満 多久間和夫 録音:桐谷一永 成田圭 田浦宇多子 編集協力:四方智子 美術:中山晶子 衣装:高橋久美子 特撮:四宮秀俊 特撮美術:長島良江 特撮照明:矢野由紀 特殊効果:鷲見佳織 スクリプト:鷲見佳織 南波ちひろ 音楽:中村和明 助監督:坂本光司 廣瀬理恵 早瀬洋平

出演:白須陽子 行天友 佐伯登茂子

【あらすじ】染物工場で働く男クロは、地球カフェーに住む女ラクに出会う。ラクは頭に花が生え、首の大きな緑のあざは光合成していた。もう一人のカフェーの住人、玉もまた植物化している。ラクと玉の失神ゲーム、受粉。玉はできた実を吐き出し枯れていく。クロを好きな(?)ラクは彼と受粉するため、自分に流れるピンクの液体を飲ませ、彼の胸に花を咲かせる。ラクは彼の花をくわえ受粉。渦巻くサイコロ。無心でろくろを回すクロ。きのこオブジェ。屋上でラクの花とクロのオブジェが太陽の指令を受信。ラクの口から茎が伸び、ビルの壁を伝って地面に実をつける。光る雨の中ラクは燃え尽き、実だけが残る。その果汁でクロは一人、手ぬぐいを染める。

2004年オーバーハウゼン国際短編映画祭正式招待作品