2017/上演/95min

作・演出:佐々木透(リクウズルーム)

出演:浅田麻衣、太田エイスケ、大西美香、金岡秀樹、鈴木睦海、鈴木幸重、外崎桃子、仁田直人、塗塀一海、四柳智惟、米川幸リオン(以上、アクターズ・コース 映画・演劇を横断し活躍する俳優養成講座〕

舞台監督:若旦那家康(コトリ会議/ROPEMAN(38)) 照明:山岡茉友子
宣伝美術:三行英登 宣伝写真:かまたきえ 制作:リクウズルーム 制作協力:鈴木智香子(アゴラ企画)
文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」 主催:文化庁 特定非営利活動法人映画美学校 制作:特定非営利活動法人映画美学校

その部屋には、ある事件の被害者がいた。心に傷を負った被害者から、残酷にも事件当日の事を聞き出そうとする医師。しかし事はすんなりとはいかない。疲弊した被害者を救うためには、被害者自身で事件当日の再現をし、その模様を記録することだと訴える医師。まるで、それが特効薬ででもあるように主張する。当然、被害者は拒否をするがやがて、自己との向き合いなくして人としての生きる道はないのでは? という自らの問いかけに苦しみながらも、徐々に事件当日の事を語り、再現していく。