映画美学校海外ゲスト講師特別講義(マスタークラス)
講師:ミゲル・ゴメス(映画監督/ポルトガル)

The Film School of Tokyo Masterclass
Miguel Gomes (Portuguese film director,)

映画美学校は映画表現の可能性を模索する場として、1997年の創立以来、海外との交流を大切にしてまいりました。その趣旨に基づいて、これまで世界の名だたる映画人をお招きして海外ゲスト講師特別講義(マスタークラス)を実施いたしました。
この度、最新作『グランドツアーGrand Tour』(2024)で昨年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞された現代ポルトガル映画を代表する映画作家ミゲル・ゴメス監督をお招きしてマスタークラスを実施いたします。ミゲル・ゴメス監督は、『グランドツアー』の日本公開にあわせてのご来日となります。今回のマスタークラスでは、ミゲル・ゴメス監督が「この映画で私の映画制作の方法を見つけた」と語られる『私たちの好きな八月』(2008)を上映し講義をしていただきます。

日時:2025年10月2日(木)
会場:映画美学校試写室

18:00-上映
『私たちの好きな八月Aquele Querido Mês de Agosto』
(2008/150min)
20:40講義
講師:ミゲル・ゴメス監督
 ポルトガル語―日本語逐次通訳

メイン『私たちの好きな八月Aquele Querido Mês de Agosto』(2008/150min)
© O SOM E A FÚRIA 2008

定員:60名
参加方法:予約制(下記よりお申し込みください)
聴講料:2,000円(税込/参考上映鑑賞を含む/事前決済となりキャンセルによる返金は致しかねます。予めご了承ください)
参加資格:スタッフ・キャストを問わず映画制作を志す方(自己申告制)
*映画美学校受講生は講義の一環となりますので参加が可能です(先着順定員制)。別途送付される事務局からの案内を参照ください。

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ミゲル・ゴメス
ミゲル・ゴメス1972年、ポルトガル・リスボン生まれ。リスボン映画演劇学校で学び、映画評論家としてキャリアをスタートさせた後、1999年に短編『Meanwhile(英題)』、2004年に長編デビュー作『自分に見合った顔』を発表。続く『私たちの好きな八月』(08)は、カンヌ国際映画祭監督週間で上映。2012年には『熱波』で、ベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞とアルフレッド・バウアー賞を受賞し、国際的な名声を確立した。「千夜一夜物語」をモチーフに、現代のポルトガルを6時間超えの3部作で描いた『アラビアン・ナイト』(15)、妻・モーレン・ファゼンデイロと共同監督を務めた『ツガチハ日記』(21)は、カンヌ国際映画祭監督週間で上映。長編第6作目となる『グランドツアー』(24)は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、監督賞を受賞するなど高い評価を獲得した。現在は、ブラジルの作家エウクリデス・ダ・クーニャの著書に基づく『Savagery』、そしてフランスの漫画家・イラストレーターであるブレックスボレックスのグラフィック・ノベルを原作とする『Cantiga』に取り組んでいる。

主催:映画美学校The Film School of Tokyo
共催:ミモザフィルムズMimosa Films, Inc.
   アテネ・フランセ文化センター Athénée Français Cultural Center
協力:JAIHO

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