【修了生対象】「プロット・コンペティション2025」 プロット募集!!
映画美学校 脚本コースpresents
「プロット・コンペティション2025」
募集のお知らせ!!
商業映画がつくられるとき、「映画化」へ引っ張っていく最初の人は誰でしょうか。
多くの場合、それはプロデューサーです。
プロデューサーが企画を立ち上げ、完成にむけてプロジェクトを推進し、そして劇場公開まで持って行きます。 では、どうやって企画が立ち上がるか。そのケースはさまざまですが、その一つとして「企画の持ち込み」というものがあります。
自分から、映画の企画をプロデューサーに売り込んでいくのです。
映画美学校では、この機会を設けることにしました。それが「プロットコンペティション2025」です。
日々映画の企画を立ち上げているプロデューサーに、皆さんが書いたプロット(および梗概)を読んでもらい、プロデューサーが可能性を感じると判断したものは、映像化に向けて開発を行っていきます。
2016年のプロット・コンペティションにて最優秀作品として受賞した上村奈帆さんの『ばぁちゃんロード』は、その後篠原哲雄監督で映画化/DVD化されています。
皆さんの実力を、プロデューサーにプレゼンするチャンスです。
ぜひご応募ください!
【審査員】(五十音順)
○ 江守徹(プロデューサー)
○ 鈴木徳至(プロデューサー) ・山田真史(プロデューサー)
○ 西川朝子 (プロデューサー)
【応募資格者】
脚本コース第1期~第12期高等科後期修了生
フィクション・コース第1期~第14期高等科、第15期高等科セカンドターム修了生、第16期初等科修了生、第17期~第26期高等科修了生
【提出形式】
・内容は自由。長編映画のプロットであること。
・プロットは1万字程度(A4、10枚程度)を目安とすること。
・プロットとは別に、1000字程度でこの企画の売りやプロット内容を簡潔に記した梗概を頭に付けること。審査員は最初に梗概を読んで判断します。
・梗概・プロットともに、作者名(所属期)、を記すこと。
・梗概には登場人物表(年齢も記す)をつける事。※この登場人物表は1000字に含まれません。
また、提出の際、以下を付帯事項として明記してください(※梗概・プロットとは別に、A4一枚で提出)。
・その企画をもし映画化するとしたら、どの監督がのぞましいか、その候補者名を2名
・ 自分の最も好きな脚本家の名前を1名(洋画邦画問わず)
・ 自分の生年月日
※提出物は、1「梗概」、2「プロット」、3「付帯事項」の3点となります。
※提出はPDFデータで受け付けます。ファイル名は、梗概データ:「名前_kogai.pdf」、プロットデータ:「名前_plot.pdf」、付帯事項データ:「名前_futai.pdf」。「名前」は必ず英数小文字でお願いします。
※シナリオの提出はできません。
【審査結果】
審査員各自が企画として可能性があると判断したものを選び、審査結果として発表します。
選ばれた企画は審査に当たったプロデューサーと作者で実現に向けた打ち合わせ作業に入ります。
結果発表は2025年4月頃の予定。
【締切】
2025年2月18日(火)20:00までに後述のフォームに提出してください。
・PDFデータのみ受け取ります。PDF以外のデータや紙での提出は不可。
・ 時間が過ぎてからの提出はどんな理由があろうとも受理しません。
【提出フォーム】
以下のフォームからご応募ください。
「①②③」の箇所に、下記の指定通りに文字を入力すると提出フォームに飛ぶことができます(不正アクセス防止ための措置です)。
https://forms.gle/G4aeG8BKkWibAo①②③
①—の半角小文字の「k」
②—の半角小文字の「p」
③—の半角数字の「8」
・提出に関する問い合わせは上記とは別の、映画美学校問い合わせフォームよりお願いいたします。
・上記フォーム以外での提出は無効となります。
【注意事項】
・未発表のオリシナルプロットに限ります。
・応募は一人一編となります。
・原作を脚色化した作品はオリシナルとしません。参考資料、引用については末尾に明記のこと。
・後日、応募作品について問題(第三者よりの盗作等のクレーム)が発生した場合は本人(応募者)の対応となります。
・他のコンクール等において入選・受賞したプロットは、対象と致しません。
・応募した作品を審査結果発表前に他のコンクール等に応募した場合は、審査対象外となります。
・提出物は一切返却いたしません。
・一度提出された後の差し替えは出来ません。
・規定から外れたものを提出した場合は対象外となります。
・ 申し込みは一人1回のみとなります。
・ 重複でお申し込みの場合は、「一番最後に提出されたもの」が有効となります。
・ また、差し替えなども一切受付することができませんので、申し込みの際は、不備などがないよう十分に確認をし、余裕を持って申し込みをしてください。
【審査員プロフィール】
江守徹(IKエンタテインメント 本部長 プロデューサー)
ワーナー・ブラザース映画、ウォルト・ディズニー・ジャパンにて配給・宣伝・パッケージ事業上席担当、アスミック・エースでの関西支社長及び配給担当責任者を経て、2013年に巖本金属株式会社に入社。 映画製作・出資・買付事業を事業主軸とする『IKエンタテインメント』を立ち上げ様々な映画を事業組成。
◆三島有紀子監督『幼な子われらに生まれ』プロデューサー
◆鄭義信監督『焼肉ドラゴン』企画プロデューサー
◆松永大司監督『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』エグゼクティブ・プロデューサー
◆入江悠監督『ビジランテ』エグゼクティブ・プロデューサー
◆熊切和嘉監督『武曲 MUKOKU』エグゼクティブ・プロデューサー
◆山下敦弘監督『オーバーフェンス』エグゼクティブ・プロデューサー
◆万田邦敏監督『愛のまなざしを』アソシエイト・プロデューサー
◆雑賀俊朗監督 『レッド・シューズ』プロデューサー
◆夏都愛未監督『緑のざわめき』プロデューサー
◆吉田大八監督 2025年1月公開新作映画『敵』 プロデューサー
■その他製作参加作品
大友啓史監督『ミュージアム』、小林聖太郎監督『マエストロ!』、三木孝浩監督『くちびるに歌を』、原田眞人監督『日本のいちばん長い日』、犬童一心監督『最高の人生の見つけ方』、落合正幸監督『呪怨ザ・ファイナル』、白石晃士監督『貞子vs.伽椰子』他。
■海外買付作品
グザヴィエ・ドラン監督『マミー』、ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』。
鈴木徳至(コギトワークス プロデューサー)
1986年、東京生まれ。大学卒業後、ディレクションズにて主にNHKの番組制作業務を担当。 2011年に独立後、二ノ宮隆太郎監督、草野なつか監督、玉田真也監督など新進気鋭の映画監督たちの作品を多数プロデュースし、国内外の映画祭で高い評価を受ける。2019年、コギトワークス入社。近年はプロデューサーを務めた『逃げきれた夢』『ナミビアの砂漠』がカンヌ国際映画祭に正式招待され、新レーベル「New Counter Films」第一弾作品として『若武者』を発表。2025年の公開待機作に『BAUS 映画から船出した映画館』がある。
山田真史(コギトワークス プロデューサー)
1983年、東京生まれ。大学を卒業後、日本映画学校(現日本映画大学)演出コース緒方明ゼミを卒業。フリーランスの制作部として多くの映画、TVドラマに参加。
2015年、コギトワークスに入社。主なプロデュース作品に、早川大介監督『凪の海』、オムニバス映画『DIVOC-12』、山嵜晋平監督『レッドブリッジ』、飯塚花笑監督『世界は僕らに気づかない』、入江悠監督『あんのこと』、山嵜晋平監督『蒲団』『つゆのあとさき』などがある。最新作に山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』(第77回カンヌ国際映画祭・国際映画批評家連盟賞受賞) 。
西川朝子(株式会社ブリッジヘッド プロデューサー)
東京都出身。慶應義塾大学卒業。ニューヨーク留学を経て、テレビマンユニオン入社。『蛇イチゴ』(西川美和/03)、『カクト』(伊勢谷友介/03)、『誰も知らない』(是枝裕和/04)などの映画製作に携わる。2005年バンダイビジュアル(現バンダイナムコフィルムワークス)入社。主なプロデュース作品に『永い言い訳』(西川美和/16)、『チア男子!!』(風間太樹/19)、『前田建設ファンタジー営業部』(英勉/20)、『すばらしき世界』(西川美和/21)、『あのこは貴族』(岨手由貴子/21)、『アイの歌声を聴かせて』(吉浦康裕/21 ※アニメーション)、『さかなのこ』(沖田修一/22)等がある。最新作は『夜明けのすべて』(三宅唱/24)。2024年3月バンダイナムコフィルムワークスを退社、4月よりブリッジヘッドに参加。企画・製作業務に携わる。
【本プロジェクトに関する問い合わせ】
映画美学校事務局 市沢真吾
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