受講期間:2016年7月6日(水)-2016年9月4日(日)

「映画の演技」とはどういうものなのでしょうか。この講座では、受講生は講師の演出による、本番さながらのリハーサルと撮影を通して、「映画の演技」をクリエイティブに体得していただきます。

俳優志望の方のみならず、「映画の演出」とは何かを探りたい作り手の方も是非ご参加下さい。

講師からのメッセージ

manda_AIC登場人物の気持ちを身体表現する(発声も含む)のが映画の芝居です。
しかし、それが気持ちの説明になってはいけません。
気持ちが説明されるとき、気持ちが すでに静止している対象としてとらえられているからです。
気持ちは常に動いています。
今悲しみ沈んでいる人が、次の瞬間大笑いすることができるのは、気持ちが動いているからです。
つまり、そのひとが生きているからです。

気持ちの動きそのものをいかに身体で表現するか。
そこにチャレンジして欲しいと思います。

万田邦敏(映画監督/『接吻』『イヌミチ』『シンクロナイザー』)

nishiyama_AIC映画の演技者はただ単に被写体になるだけではなく、
その演技には映画言語と言われるものの主要部分を占める重要な機能がたくさん含まれている。
例えば映画に重要なカメラポジションは出演者の演技によって導き出される。
さらに照明や編集などにまで影響を及ぼすだけでなく、
演技によって作り出される多面的で複雑な人物像や人間関係は映画の内容そのものを描き出す。

これからの新しい映画を作り出すのは映画作家と言われるような作り手だけではなく、
映画の原理を良く知る演技者である可能性が高い。

西山洋市(映画監督/『運命人間』『kasanegafuti』『瑠璃道花虹彩絵』 )

カリキュラム

西山洋市編
○劇映画の「魅力的な人物」とは何か?まずはシナリオに書かれたセリフからオリジナルな人物とその「魅力」を模索しよう。
○「役」の複雑さを立ち上げる方法として、内面と外形、双方からのアプローチを試みよう。
○スリリングな「現在進行形」の演技とかったるい「過去形」の演技・・映画の面白さを左右する演技の「時制」を考えてみよう。
○人物間の距離と位置関係によるセリフのニュアンスの変容とドラマの変化を体感してみよう。
○演技は「物語」を語る映画言語として機能する。「物語」を無駄なく語る演技のスピードを模索しよう。        

万田邦敏編
○ シナリオの各シーンにはそのシーンなりの落としどころがあり、演技はそのポイントに向かって組み立てなければならない。
○感情が動くとき、身体も動く。感情と身体動作を意識的に連係させる。
○意識化した動作を、あたかも無意識に動いているかのように再現する。
○映画の演技はカメラフレームに収まらなくてはならない。同時にフレームを超えなければならない。

曜日
時間
講義内容・講師
2017/7/516:30〜22:00ガイダンス(万田邦敏・西山洋市)+概論(西山洋市)
7/1216:30〜22:00西山洋市編1
7/1916:30〜22:00西山洋市編2
7/2316:30〜22:00西山洋市編3
7/2616:30〜22:00西山洋市編4
7/3016:30〜22:00西山洋市編5
8/916:30〜22:00万田邦敏編1
8/1316:30〜22:00万田邦敏編2
8/1616:30〜22:00万田邦敏編3
8/2016:30〜22:00万田邦敏編4
8/2716:30〜22:00万田邦敏編5
9/316:30〜22:00完成作品上映&講評(万田邦敏・西山洋市)

※講師の都合により講義日程や内容が変更する場合がございます。

講師

万田邦敏(映画監督/『接吻』『イヌミチ』『シンクロナイザー』)、西山洋市(映画監督/『運命人間』『kasanegafuti』『瑠璃道花虹彩絵』)

募集要項

受講資格:18才以上であれば学歴、経験の有無は問いません。
募集人員:15名(定員になり次第締切ります)。
教室:映画美学校(渋谷)
受講料

【一般】81,000円+保険料4,000円(税込)
【映画美学校フィクション・コース/脚本コース/ドキュメンタリー・コース/Acting In Cinema 2015年度修了生】46,000円+保険料4,000円
(税込)
※アクターズ・コース修了生も割引となります。事務局まで別途ご相談ください。

申込方法:受講申込書に必要事項を記入の上、顔写真2枚(受講申込書貼付用と受講証用)を同封し映画美学校にご郵送、もしくはご持参下さい。簡単な選考の上、合格者には、合格通知と受講手続きのご案内を、申し込み受理から10日以内に郵送いたします。ご入金が確認された時点で受付完了となります。

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※講義開始に関わらず、申込者の自己都合での解約による受講料の返金は原則お断りします。但し疾病等、本校がやむを得ないと認める事由については、ご相談に応じます。

お申し込み&お問い合わせ
映画美学校
〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS
電話番号:03-5459-1850 FAX番号:03-3464-5507
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